ICOの進化とSMART VALORの今後の展開について

  • December 21, 2018

スイスを拠点とした世界初のセキュリティトークン取引所であるSMART VALORは、ブロックチェーン技術の導入によって流動性の高いオルタナティブ投資の証券化を行い、効率的な流通市場を作り出し、世界中の幅広い投資家に優れた機会へのアクセスを提供できるようにすることを使命としています。

仲介者の存在や厳しい規制に悩まされている現在の金融市場では、世界中の投資家の多くが最高の投資機会に直接アクセスすることができずにいます。このような問題を解決するために、SMART VALORは資産のトークン化を行うことによって、優れたアーリーステージ企業や技術志向のベンチャーキャピタルファンド、不動産の株式やその他の資産のためのより流動性が高くてアクセスのしやすい直接市場を作り出そうとしています。

2017年にスイスのクリプトバレーでトムソン・ロイターのインキュベーターとしてスタートしたSMART VALORは、2018年に設定したすべての運用目標の達成を皆様にご報告できることを嬉しく思います。技術的な面では、取引所の実装を行っており、エンタープライズレベルのカストディソリューションの統合によって完全に機能するようになっています。また、規制に関して言えば、SMART VALORはスイスの規制当局から金融仲介機関としての承認を受けており、隣国のリヒテンシュタインでは暗号通貨と法定通貨の取引所としての登録を行っています。ブランディングおよびコミュニティの観点からは、クリプト・サミットの開催を行っており、スイス最大のブロックチェーンカンファレンスにまで成長しました。2018年10月に第三回目も開催されており、ヨーロッパ有数のカンファレンスとなっています。その結果、SMART VALORは優れたコミュニティエンゲージメントを達成するだけでなく、カンファレンスビジネスから収益を得つつ、自社のブランドを確立することができました。

SMART VALORでは、2019年の運用目標を高めに設定しています。その中には、暗号通貨の最初の上場と同時にSMART VALORプラットフォームをローンチさせることやペイメントトークンやユーティリティトークンなどのリリースも含まれています。その後、トークンの範囲を拡大していき、10月に申請を行ったした銀行ライセンスを取得できた暁にはセキュリティトークンも追加していく予定です。トークン化証券発行のパイプラインには、ベンチャーキャピタルファンドや不動産、アーリーステージのテック系企業などが含まれています。SpaceFund社のような今後トークン化が予定されているベンチャーキャピタルファンドについての発表も行われています。

資金面では、SMART VALORはスイスで非常に有名なStepane Pictet氏のような投資家からの支援を受けています。Stepane Pictet氏は、スイスで非常に高い評価を得ている最も古いプライベート・バンクの1つであるピクテグループ出身の人物であり、シリアルアントレプレナー兼投資家として活動しています。今年に入ってからも、プラットフォーム固有の暗号通貨であるVALORプレセール期間中にさらに多くのコントリビューターの皆様にもご参加頂いており、その中にはヨーロッパやアメリカ、アジアなどの8社のベンチャーキャピタル企業が含まれています。

この機会が優れている理由とは?
SMART VALORは、完全準拠した世界初のグローバルなセキュリティトークン取引所であり、スイス国外で運営されています。セキュリティトークンは金融の世界における次の大きなトレンドの1つであり、ウォールストリートに破壊的革新をもたらすものとなります。企業やファンドに対して投資を行う際には、もはや取引所やカストディ銀行、クリアリング・エージェント、ブローカーディーラー、リテール銀行といった多くの機関が必要ではなくなります。トークン化された資産の規模は、今後の数年間で2桁倍近くも暗号通貨市場の時価総額を減少させることになります。世界経済フォーラム(World Economic Forum, WEF)によると、2027年までにGDPの10%に相当する14~16兆ドルの資産がブロックチェーン上に保管されることになると推定されています。

この機会がもたらす規模の大きさとは別に、この事業セグメントの現在の収益性も驚異的なものとなっています。アクセンチュアのレポートによると、暗号通貨取引所は業界全体で最も収益性の高いビジネスであり、利益率では従来型の競合他社よりも3倍近くも上回る結果となっています(29%対64%)。これが、実物資産のトークン化がまだ考慮されていない業界の現状なのです。SMART VALORのように実物資産の証券化および取引を行おうとしている先行者こそが、この制度的展望の大きな変化の最大の利益者となることができるのです。

最後に、暗号通貨市場の下げ相場にもかかわらず、高い収益性と急速な成長の見通しが今日の暗号通貨ビジネスの評価に反映されており、Coinbaseでは80億ドル、Krakenでは40億ドルとなっています。このことは、投資家側の継続的な関心を裏付けていると言えるでしょう。

プラットフォームのユーザー側では、アーリーアクセスプログラムが公開されていますが、わずか5,000名にのみ限定されています。このプログラムの対象ユーザーは、新しい方法による投資および所有を経験するというユニークな機会を得ることになります。不動産やベンチャーキャピタルファンド、アーリーステージのテック系企業、これらすべてをトークンの形で買収および取引することが可能となるのです。これこそが、金融におけるトークン化革命を経験したいと望むフィンテック業界のすべての投資家が求めていることなのです。

ブームの過ぎたICOをそれでもなお続ける理由とは?
ICOに対する現在の市場心理に反して、トークンエコノミーこそがユーザーと投資家の利益を調整するための独自の設定を提供するという研究が数多く存在しています。SMART VALORのようなプラットフォームビジネスモデルでは、特に正しいトークンのデザインを行うことによってユーザーにプラットフォームに価値や「差別化」を提供するようなインセンティブを与えることができます。このビジネスモデルのイノベーションに対しては、複数のプラットフォームビジネス上で実装とテストが行われてきました。その中には、BinanceのBNBトークンのように非常に有益かつ機能的であるということも分かっているものもあります。2017年9月のローンチ以来、BNBの優れた有用性とプラットフォームの成長は5,820%ものトークン価値の上昇をもたらす結果となりました。

セキュリティトークンとオルタナティブ投資にフォーカスを当てている一方で、SMART VALORのコアビジネスモデルは非常にBinanceと類似していると言えます。そのため、VALORトークンの設計を推し進めていく一方で、当社ではBinanceトークンの決済機能や取引用のブリッジ通貨としての利用方法といったような機能の一部を再現しました。さらに、資産発行者と投資家の利害調整に使用することができるように、VALORには報酬プログラムも統合されています。VALORトークンの堅牢なフレームワークが早期から認められている証拠として、上海のJRR Crypto Capital主催のToken Design Competition 2018では、投資家で構成される審査員によって VALORが「ベストB2Bトークンデザイン」に推薦されています。

逆張りするという勇気
ICO全体を取り巻くネガティブな市場心理にも関わらず、多くの人々は正しい方法で推進されたトークンエコノミーによってプラットフォームの急速な成長をもたらし、ネットワーク効果を促進することができると信じています。「ICOは死につつある」という主張の多くはアメリカの規制を背景としたものであり、現在500ものICOの調査がSEC(証券取引委員会)によって行われています。人々の信じる未来の目標を実現するために、SMART VALORでは最も保守的なアプローチを取っており、レギュレーションD(免除規定506c)に準拠した登録要件の免除をSECに申請しています。この免除によって、SMART VALORはアメリカの99もの適格投資家の方に参加の機会を提供することが可能となります。

スイスを拠点としたSMART VALORは、ホワイトペーパーおよびトークンモデルをスイスの金融規制当局(FINMA)に提出しており、FINMAからはVALORの有用性と決済トークンというカテゴリーを支持するポジティブな回答(ノーアクションレター)を得ることができました。

セキュリティトークン以外のトークン固有の利点として、法律を遵守した形で認定投資家以外の投資家にもグローバルに配布することが可能であるということに留意しておく必要があります。そのため、世界中のユーザーを引き付け、維持し、報酬を提供するということがトークンの主要な目的である場合には、ユーティリティトークンこそが賢明な方法であると言えるでしょう。SMART VALORがVALORの継続的な配布に尽力し、2018年12月27日の公開セールの開始を告知しているのもそのような理由によります。

上げ潮とスモールステップアプローチ
ベンチャーキャピタル業界における最近の大きなトレンドの1つとして、スモールステップアプローチと呼ばれるものがあります。このアプローチでは、達成されたマイルストーンに基づいて資金が提供されます。SMART VALORでは、自発的にこのアプローチを採用することを決めました。SMART VALORは、7か月という期間を通して運用目標を達成し、2019年の夏にはプラットフォームの最終的な完全ローンチとVALORの上場を実現させることをお約束しています。個人のコントリビューター向けに販売用のトークンの枚数を1,000万トークンにまで削減しており、残りは機関投資家向けとしてご用意しています。VALORの公開セールは毎月の末に7日間だけ開催され、プラットフォームの既存ユーザーまたは見込みユーザーの方はその期間中にセールに参加する機会を得ることができます。

現在の暗号通貨市場の下げ相場を考慮すると、イニシャルセール期間の延長にも意味があると言えます。ICOを開催する企業のクオリティが向上し、暗号通貨の市場サイクルがそのサイクルのターニングポイントへと近づくにつれて、ICOを取り巻く市場心理は活気づいていくことになります。「上げ潮はすべての船を持ち上げる」という格言がありますが、この言葉は伝統的な株式市場だけでなく、暗号通貨市場にも当てはまる原則なのです。

上記の内容に関して何かご質問等がありましたら、FAQをご参照頂くか、またはSMART VALORの公式Telegramグループまで直接お問い合わせ下さい。